日本教育学会・関西ブロック 公開シンポジウムのご案内 ※終了しました
<シンポジウム>
教育改革の国際比較-西ヨーロッパにおける学校教育の改革を中心として-
日本教育学会会員各位
日本教育学会特別課題研究「教育改革の国際比較」
担当理事:上杉孝實(龍谷大学)
井ノ口淳三(追手門学院大学)
植田健男(名古屋大学)
テーマ 教育改革の国際比較―西ヨーロッパにおける学校教育の改革を中心として―
日 時 2004年3月6日(土) 午後2時~5時
場 所 龍谷大学大宮学舎 清和館3階ホール(別紙をご参照ください)
提案者 志水 宏吉氏(大阪大学) ― イギリスの場合
久田 敏彦氏(大阪教育大学)― ドイツの場合
堀内 達夫氏(大阪市立大学)― フランスの場合
日本教育学会では、「教育改革の国際比較」を新たな特別課題研究プロジェクトとして発足させることを2003年8月の総会で決定しました。その趣旨は、次の通りです。
現在、教育改革は、世界的な規模で進行しています。グローバリゼーションのもとで、世界各国で地方分権化と規制緩和が進み、公立学校の制度とカリキュラムが問われ、後期中等教育の統合と高等教育の拡大と再編が行われ、継続教育と生涯学習の制度化が進展しています。それに伴い、教育行財政のシステムが多様化し、国家と地方の関係、公的基金と私的基金の関係、学校と教師の自律性と行政機関の統制と評価のあり方が検討されています。また、それらの教育改革は、グローバリズムの中での環境教育、平和教育、多文化教育など各国に共通する課題を浮上させるとともに、北米圏、中南米圏、北東アジア圏、東南アジア圏、イスラム圏、アフリカ圏、ヨーロッパ圏など、地域ごとに独自の特徴も示しつつあります。
この特別課題研究は、日本で現在ドラスティックに進行している教育改革を国際的に相対化し反省的・批判的に検討する前提として、教育改革の国際比較を行うことを課題とするものです。そして関西ブロックでは、学校教育と生涯学習を中心に、ヨーロッパ、中東、アジアを中心として担当致します。この課題を解明する上で、広く会員の皆様のご意見を生かすことが必要です。ご多忙とは存じますが、ぜひご参加下さいますよう、よろしくお願い致します。
なお、会場の龍谷大学大宮学舎は、JR京都駅からはA乗り場206番の京都市営バスで「七条大宮」下車が便利です。徒歩の場合は約15分です。
問い合わせ先
龍谷大学文学部 上杉孝實研究室
TEL075-343-3311
uesugi15@bea.hi-ho.ne.jp