公開研究会「災害と厄災の記憶は伝えられるか」

公開研究会「災害と厄災の記憶は伝えられるか」

公開研究会ポスター20170326

日時:2017年3月26日(日)14:00~17:30
場所:同志社大学 志向館1F「SK会議室」
参加費・事前予約:不要

この公開研究会では、『災害と厄災の記憶を伝える—教育学は何ができるか』(勁草書房、2017年1月)の内容や論集出版までの道のりで考えたことを執筆者自らが紹介し、参加者とともに災害と厄災の記憶を伝えることをめぐる教育の可能性について討論します。本書を執筆することになりました直接のきっかけは、日本教育学会近畿地区研究事業「災害の記憶と教育」(2013年度)および「災害の記憶と人間形成」(2014年度)の活動でした。2012年8月から2014年7月まで、同学会の支援を受けて研究会を重ね、また二度の公開報告会(2013年6月29日、2014年6月29日、いずれも開催地は京都)を開催いたしました。阪神・淡路大震災の記憶と教育について議論を重ねるうちに、話し合いは各論者の胸のうちに予想外のさまざまな波紋を呼び起こし、その波紋が思いもよらない方向に発展いたしました。こうした議論の発展を「災害と厄災」をキーワードとする論集として世に問うこととなりました。皆様のご参加をお待ちしております。

問い合わせ先:
〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学教育学研究科 山名淳研究室
メールアドレス jun.yamana.6s[アットマーク]kyoto-u.ac.jp