教育学関連学会・近畿地区合同シンポジウムのご案内 教育学関連学会近畿地区合同シンポジウム「特別支援教育の同行と教育学の課題を考える」

教育学関連学会・近畿地区合同シンポジウムのご案内 ※終了しました

 <テーマ>
教育学関連学会近畿地区合同シンポジウム「特別支援教育の同行と教育学の課題を考える」
第1回 教育学関連学会近畿地区合同シンポジュームのご案内

呼びかけ
日本特別ニーズ教育(SNE)学会  代表理事 窪島 務(滋賀大学)
日本教育学会近畿地区選出常任理事 世話人 田中耕治(京都大学)
日本教師教育学会近畿地区選出理事 世話人 大前哲彦(大阪音楽大学)

司会 大前哲彦・井ノ口淳三   
挨拶と経過報告 窪島務(SNE学会代表理事・滋賀大学)

シンポジューム

話題提供 ・越野和之(日本特別ニーズ教育学会・奈良教育大学)

別支援教育の動向と日本の学校教育の在り方
・梅原利夫(和光大学)

通常学級の教育と特別支援教育
・福井雅英(臨床教育学・武庫川女子大学)

さまざまな困難を有する子どもへの教育的対応と学校の現実
コメント ・湯浅恭正(生活指導論・大阪市立大学)・窪田知子(京大大学院博士課程後期)

日時 2006年1月28日(土曜日) ※終了しました
午後1時半~4時半
場所 京大会館 
参加料 無料

趣旨
現在、「特別支援教育」の準備が急速に進められています。「軽度発達障害」と関わりのある事件がしばしばマスコミに登場して社会的関心も高まっています。特別支援教育と改称された障害児教育は2007年度からLD,ADHDなどいわゆる「軽度発達障害」のある6.3%の子どもたちを新たに対象に加えるという方向が示されています。12月初めに中央教育審議会の答申が報告され、障害児学級を「特別支援教室」に転換してこれらに子どもたちを通級教室の対象にして週数時間の特別の指導を行うことなどの方向が示されていますが、多くの困難を抱える現在の学校はさまざまな不安をもって受け止めています。これらの子どもたちは多くの場合通常学級に在籍しており、障害児教育学の課題であるだけでなく、教育学関連諸学会の共同のとりくみを求めています。この機会に、関西で合同のシンポジュームを持ち、学会間の相互の討論と共同を発展させる契機とすることが出来れば教育学と教育実践の連携、協働の活動にとって意義深いことと考えます。関連する学会の会員の皆さん、教育実践家の方々、関心のある一般市民のご参加を呼びかけます。