東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ 研究センター・二次分析研究会のご案内

二次分析研究会のご案内

東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ 研究センターでは、データアーカイブに収録されている 調査データの有効活用を推進するため、共同利用・共同研究 拠点事業として「二次分析研究会」を行っています。 研究会は「参加者応募型研究」と「課題公募型研究」の 2つに分かれます。以下の詳細をご覧いただき、 参加をご検討くださいますようお願い申し上げます。

■参加者公募型研究について テーマを設定し、参加者を募って二次分析を行う研究会です。 1年をかけて分析を行い、翌年の2月か3月の成果報告会にて 研究成果を発表、ディスカッションペーパーにその成果をまとめます。

2015年度のテーマは、「子育て支援と家族の選択」です。

サーベイリサーチセンターが実施した、主に就学前の子どもをもつ 保護者対象の調査データに、回答者の居住情報(自治体の人口構成、 産業別就業人口構成割合、幼稚園・保育所数、その他)を紐付けた データを用います。なお、本データは2015年度末、本研究会終了後に 弊アーカイブで公開の予定です。また、この公開データに加え、 「子ども・子育て支援事業計画」の策定などのために複数の自治体で 実際に実施された調査データも、本研究会への参加者限定で分析の予定です。

研究会や調査の概要等については、下記を御覧ください。  http://ssjda.iss.u-tokyo.ac.jp/secondary/collegiumA/2015/

保育の質と施策、ワークラーフバランスや家族間の格差、地域創生など、 幅広い関心からご参加いただけます。また、研究会への参加旅費も支給 されますので、東京近郊にお住いでない方々も、ぜひ参加をご検討ください。

■課題公募型研究について 「課題公募型」研究は、申請者が研究テーマ・利用データ・共同研究者を 設定して応募し、弊センターが所有する社会調査データを用いて行う研究です。 募集は年1回です。2月または3月に成果報告会を開催します。 (弊センターの社会調査データについては弊センターウェブサイトの 「データ検索システム」などを参照。) 弊センターでの研究会および成果報告会開催にあたっての旅費を、 調整のうえ、予算の範囲内で支援します。また、各研究代表者に関しては、 センター内の共同研究室の利用についても便宜をはかります。 社会学、経済学、政治学、その他どのような分野でも構いません。

過去の一例として、以下のようなテーマが採択されています。 ・「『民主主義』に関する意識についての時系列・国際比較分析」 ・「わが国における就業と生活行動との関連性についての多角的研究」 ・「高校生の進路意識と家庭における子への教育の関与について」 ・「戦後日本社会における都市化のなかの世帯形成と階層構造の変容」

■応募方法 http://ssjda.iss.u-tokyo.ac.jp/secondary/kobo/ から 「申請書様式1」または「公募様式2」をダウンロードし、必要事項を記入の上、 s-analysis@iss.u-tokyo.ac.jp にメールでお送りください。

★メールの件名には、「参加者公募型研究(二次分析研究会)の応募」など、 参加者公募型か課題公募型かがわかるよう、その旨を明記してください。

■応募締切 いずれも、 2015年5月7日(木)

<問い合わせ先> 二次分析研究会事務局: s-analysis@iss.u-tokyo.ac.jp

チラシ→二次分析研究会のご案内