九州教育学会、日本教育学会九州・沖縄地区研究活動共催 公開シンポジウム(2024年11月9日(土))のご案内

近年、日本においても社会構成員の多国籍化や社会の「多文化化」が進んでいる。
こうした中、マジョリティの生活様式やアイデンティティなどを中心としてきたこれまでの社会のあり方と、それとは異なる生活様式やアイデンティティを大切にする人々が前提とするあり方とが、必ずしも同一のものでないことも(改めて)意識されるようになっている。そして、前者を「正統」とみなし、後者を「異端」とみなすのではなく、人々が前提とする様々な社会のあり方が等しく尊重されるような「多文化共生」が重要視され、その方途が模索されているのである。
「多文化共生」は教育システムと政治・経済・福祉などの他のシステム、学校教育と社会教育、教科内活動と教科外活動などのいずれにも等しく関わるテーマである。そこで、教育学に関する総合学会としての本学会では、「多文化共生」に焦点を当て、検討を行いたい。

「多文化共生」に教育学研究はどうアプローチできるか
-教育学研究のアクチュアリティを問い直す-

日時:2024年11月9日(土) 14:00 ~ 17:30

場所:熊本学園大学 新1号館 121教室(対面開催)

参加費:無料(当日、会場にてお申し込みを受け付けます。)

企画:九州教育学会総合部会企画委員会

司会者:福田紗耶香氏(長崎大学)、椋木香子氏(宮崎大学)

登壇者:大森万理子氏 (広島大学)
金美連氏 (熊本学園大学)
佐藤仁氏 (福岡大学)

指定討論者:長谷川祐介氏(大分大学)

申し込み方法:
当日、会場にてお申し込みを受け付けます。

問い合わせ先:
九州教育学会事務局( kyukyou@gmail.com )
(※お問い合わせをいただいてからお返事まで一週間ほど時間がかかってしまう場合がございますが、どうかご容赦ください。)

案内ポスターはこちら
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