四国地区
2014年度 四国地区研究活動計画(終了しました)
代表理事氏名 加野芳正・毛利 猛
企画趣旨・実施時期など
テーマ 「教員養成における教育研究の実践性と臨床性」
【テーマ設定の趣旨】
近年の教育改革を通じて、教員の資質能力向上への要請が、大学の教員養成にますます強く求められてきている(中央教育審議会答申「新しい時代の義務教育を創造する(平成17年10月)」「今後の教員養成・免許制度の在り方について(平成18年7月)」「教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策について(平成24年8月)」)。これら教員養成改革の一つの潮流は、例えば「教職実践演習」の必修化や「教職大学院」の設置等に表象されるように、教員養成の実学・実践志向(実践的指導力の育成)にある。この潮流に対して、教育学、教科教育学、教科専門それぞれの領域がどのように対応していくか、教員養成における教育実践においても、教育研究の在り方においても、きわめて重要な問題提起がなされている。
そこで2014年度の四国地区研究活動では、「教員養成における教育研究の実践性と臨床性」というテーマでシンポジウムを行い、教育研究の「実践性・有用性」について検討を行いたい。なお「実践性・有用性」については幅広く、教職教養・一般教養の在り方も含めて考察したい。
- 提案者
上地完治(琉球大学教授:特別の教科「道徳」研究・実践の展望:予定)
白松 賢(愛媛大学教授:教育社会学における臨床的アプローチの可能性:予定)
その他、教科教育(教科専門含む)・質的研究分野からの教員(現在交渉中)を予定。 - 実施日:2015年5月(予定)
- 場所:愛媛大学