日本教育学会では、2016年に、学会に所属する若手研究者の育成・支援を目的として若手育成委員会が設置されました。既にこれまで、アンケート調査や複数のワークショップを実施しています。本年度は、2021年8月25日(水)の日本教育学会第80回大会において、13:30―15:00に若手交流会をオンラインで開催します。
大学院生をはじめとする若手研究者が、コロナ禍で他の大学院生などとの交流も制限される中、どのように研究活動を続けているのか、また続けていけばいいのか、見えにくい状況が続いています。そこで、若手研究者がコロナ禍で互いの研究活動について情報交換する場をつくり、今後の研究活動の活力を培ってもらおうと今回の若手交流会を企画しました。前半では、コロナ禍での研究について、基調講演の北村先生、若手研究者の丹間先生・尾崎先生から講演をいただき、後半はブレークアウトルームにより、参加していただいた皆さん全員で、グループに分かれ情報交換、意見交換をしていただきます。全員参加の交流会とし、コロナ禍においてでも少しでも若手研究者の皆さんに研究の意欲を高めることができればと考えています。なお、大学院生の若手研究者の皆さんなら、日本教育学の会員でなくても登録していただければ参加していただけます。
【スケジュール】
日時:2021年8月25日(水) 13:30-15:00(13:15から開場予定)
場所:オンライン(Web会議ツール・Zoomを使用)
対象:教育学を研究する若手研究者(日本教育学会の会員資格、年齢、職業等は不問)
テーマ:コロナ禍において教育学研究をいかにして進めるか
- 基調講演:北村 友人先生(東京大学)
コロナ禍は教育学研究を「停滞」あるいは「発展」させるのか
-若手研究者の現状から可能性を考える- - 講演:丹間 康仁先生(千葉大学)
コロナ禍のフィールドワークをめぐる逡巡とアプローチの再考 - 講演:尾崎 博美先生(東洋英和女学院大学)
コロナ禍に求められる研究・教育活動 - 講師の先生方を交えた交流会(Zoom・ブレイクアウトルームを使用)
企画:日本教育学会若手育成委員会
【参加申し込み】
以下の入力画面より
参加締め切り8月10日(火)