連続セミナー「教育学を創る」のご案内(第8回 辻本雅史氏、2026年2月27日開催)

日本教育学会研究推進委員会では、連続セミナー「教育学を創る」をオンラインで開催してきました。今回が最終回となります。
このセミナーは、「戦後教育学批判をしてきた世代が、自身の教育学をどう構築してきたか」を語っていただき、今度は、次の世代からの挑戦を受け止めていただこうというものです。また、「自身の教育学を構築する上で、どんな思想・理論などを基盤としてきたか」も話していただき、「自分にとっての教育学の古典」も示していただこうと考えています。
各分野の代表的な教育学者に対して、毎回、その分野の2人のインタビュアーが切り込みます。話者には、この企画趣旨にそった自分の代表的な論文を2点挙げていただき、インタビュアーは(できれば参加者も)それを読んだ上で、議論の舞台に立ちます。
スリリングな議論の展開にご期待ください。

※非会員の方もご参加が可能です。下記リンクよりお申込みください。

■ 第8回 辻本雅史氏 ■
・日時:2026年2月27日(金)18:30~20:30(最大延長21:00)

・開催方法:オンライン(Zoom)。事前にお申し込みいただいた方に参加方法をお知らせします。(*会員向けに、後日SOLTIでアーカイブ動画公開予定)

・趣旨説明:松下佳代(京都大学大学院教育学研究科、前・研究推進委員会委員長)

・インタビュアー:
弘田陽介(大阪公立大学大学院文学研究科)
白石崇人(広島大学大学院人間社会科学研究科)

第8回セミナーは、辻本雅史氏(中部大学顧問、京都大学名誉教授、中部大学名誉教授、元・国立台湾大学教授)をお招きします。辻本氏のご専門は、近世教育思想史(特に江戸期)、教育のメディア史です。ここでのメディアには、文字と印刷のメディアだけでなく、国家が近代の知を伝えるために作った学校というメディア、職人の「わざ」伝達における身体というメディア、現代の電子メディアなども含まれます。セミナーの前半では、このような辻本氏の「研究史」を、ディシプリンと研究領域、研究方法、ご自身にとっての古典といった点から、語っていただきます。後半では、今回の企画に合わせて選定いただいた下記の論考をその研究史の中に位置づけながら、西欧に歴史的に成立した近代科学のパラダイムを基本に持つ「教育学」そのものを問い直す時間にしたいと考えています。まさに連続セミナーの最後を飾るにふさわしい回になるはずです。

・文献(SOLTIでの閲覧のみ(ダウンロード不可)、閲覧可能者は学会員のみ)
URL https://service.gakkai.ne.jp/solti-asp-member/mypage/JERA

(1)辻本雅史「「江戸」からの視線―「他者」としての「近代」―」(辻本雅史『思想と教育のメディア史―近世日本の知の伝達―』、pp.260-277、ぺりかん社、2011年)

(2)辻本雅史「「教育のメディア史」試論―近世の「文字社会」と出版文化―」(辻本雅史編著『知の伝達メディアの歴史研究―教育史像の再構築―』、pp.3-25、思文閣出版、2010年)

・申込み:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfQ9dCKxJNEOXttlPDjxvsk-PCcbMmR_eYY47gzAc44Hh5cIg/viewform?usp=publish-editor
(2月25日(水)締め切り。締め切り日以降は、直接、下記の学会事務局あてにメールでご連絡ください。)

・問い合わせ先:日本教育学会事務局 jimu@jera.jp