近年、学術研究のグローバル化、国際化が進展する中で、研究者や大学院生の間でも、国内の出版物やジャーナルでの発表にとどまらず、海外の学術書や学術ジャーナルへの投稿や出版に対するニーズが高まっています。日本の教育学の研究においても、海外の学会やジャーナルに英語や外国語で研究成果を発表し投稿する機会が今後もますます増えてくると言えるでしょう。
そこで、このたび、国際的に著名な出版社のRoutledgeの編集者であるKatie Peace氏に、海外(英語)での学術書の出版についてのオンライン・セミナーを実施していただき、そのサポートをしていただくことにいたしました。英語での学術書の出版に向けて、編集者と著者の視点から、プロポーザルの書き方、執筆のガイド、編集、出版のプロセスなど成功するための秘訣をお話いただきます。参加者からのご質問にも答えていただき、海外での学術書の刊行についてアドバイスしていただきます。
日時:2021年3月18日 14時~15時30分
講師:Katie Peace氏(Routledge)
コーディネーター:上野正道(上智大学教授)
開催方法:オンライン(ウェビナー)
対象:海外で英語での学術書を出版することを検討している研究者
言語:英語・日本語(通訳なし)
申し込み先:
Googleフォームhttps://forms.gle/px1QSTBY8LY7a91k7
定員なし
申込締切:3月14日(日)要申込(※参加費無料)
※申込者には3月15日をめどに参加方法をメールでお知らせします。
主催:一般社団法人 日本教育学会
企画:ESJ編集委員会
内容
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- 海外の学術書の出版事情
- プロポーザルの書き方
- 編集者はどのように考えているか
- 出版のプロセス
- 研究のインパクトの作り方
- 学術書のオープンアクセスのオプションについて
- 質問の時間
講師紹介:Katie Peace氏は、Routledgeのアジア太平洋地域で人文社会科学の出版を担当する編集者です。彼女は、シンガポールとオーストラリアのオフィスで編集チームを統括し、アジア太平洋地域の著者からの書籍コンテンツの出版を担当しています。各国の出版業界で17年以上のキャリアがあり、学術雑誌や書籍出版のプロセスについて豊富な知識と経験をもっています。このたびのオンライン・セミナーでは、国際的な視点から海外で学術書を刊行することに向けて様々な助言をいただきます。
Routledgeは、学術雑誌、書籍、電子書籍などにおいて世界有数の出版社であるTaylor & Francis Publishing groupの人文社会科学部門を担っています。詳細は、次のサイトをご覧ください。www.routledge.com