幼保小接続は、子ども政策の総合化の議論において、看過された課題でした。結果的には実現しませんでしたが、幼保の管轄は、義務教育とは切り離され、内閣府の外局であるこども家庭庁に一元化することが目指されていました。しかし近年の、世界的な幼児教育改革の動向においては、乳幼児の学ぶ権利の保障という観点から、乳幼児期から一貫して教育系の省庁が管轄する制度が主流となっています。すなわち、日本の政策の議論において看過されているのは、乳幼児の学びの保障という観点だといえるでしょう。
本シンポジウムでは、海外の幼保小接続の動向を踏まえた上で、乳幼児の学びの保障というアイディアに基づいて幼保小接続のあり方について考えます。
【日時】2023年2月23日(木) 13時00分から16時まで
【開催形式】オンライン(zoomウェビナー)
【主催】日本学術会議心理学・教育学委員会乳幼児発達・保育分科会、心理学・教育学委員会排除・包摂分科会
【共催】東京大学教育学研究科附属発達保育実践政策学センター、広島大学大学院人間社会科学研究科附属幼年教育研究施設、日本保育学会、日本教育学会、教育関連学会連絡協議会
【申込】事前申込制 定員 1,000名 参加費無料
下記の申込フォームよりお申込みください。