日本教育学会中国・四国地区研究活動 公開シンポジウム(2023年11月25日(土))のご案内

2023年度の中国・四国地区活動は,「子どもの多様性を包摂する保育・教育をめざして」をテーマに,中国四国教育学会との共催として,シンポジウムを行います。以下の詳細をご確認のうえ、奮ってご参加ください。

急速なグローバル化や技術革新は,我々の社会や生活に多様性をもたらし,子どもの育ちや学びのあり方を再考することが求められている。こうした変化の中で,保育・教育も新たな事態に直面していることは明らかである。多様化する社会の中で,多様な背景や文脈をもつ子どもやその育ちと学びを包摂する保育・教育をめざすことが,OECD Education2030や学習指導要領,生徒指導提要でも提起されている。

そこで本シンポジウムでは,保育,教科教育(国語教育),生徒指導・教育相談という各専門領域の立場から,3名の登壇者に子ども一人一人の多様性に関する自身の考えを具体的な事例に即して提案していただく。さらに,異文化間教育に関する実践や研究,教科教育(生活科教育)を中心に子どもの育ちや学びに関する研究や政策に携わる2名の指定討論者に,子どもの多様性やその育ちと学びを包摂する保育・教育を推進していくための教師の専門性開発(力量形成)を視点にして整理していただく。以上のようなシンポジウムを通じて,今を生きる子どもの多様性を包摂する保育・教育のあり方について議論を深めたい。

 

実施時期 2023年11月25日(土)13:30-16:30

実施場所 対面開催(大会校:広島大学)

司  会 米沢 崇(広島大学) 渡邉 巧(広島大学)

提  案 岡花祈一郎(琉球大学) 原田 大介(関西学院大学) 山崎 茜(広島大学)

指定討論 朝倉 淳(広島大学名誉教授) デラコルダ 川島・ティンカ(広島大学)

お申し込みの詳細はこちらからご確認ください。
https://cssse.hiroshima-u.ac.jp/html/file/75sin.pdf

中国四国教育学会のHPもあわせてご覧ください。
https://cssse.hiroshima-u.ac.jp/html/symposium.html