「日本学術会議第25期新規会員任命に関する緊急声明」の公表について

本日、日本教育学会は「日本学術会議第25期新規会員任命に関する緊急声明」を公表し、報道関係者に送付しました。本学会は、日本学術会議が第25期新規会員候補として推薦した6名が任命されなかったことを同会議の独立性を脅かし、ひいては日本国憲法の保障する「学問の自由」を侵害する重大な事態であると受け止めています。本緊急声明は、任命権者である菅義偉・内閣総理大臣に対し、①任命を見送った経緯と理由を十分に明らかにすること、②任命を見送った6名を速やかに任命することを要望するものです。

緊急声明本文は【こちらのリンク】からご覧になれます。
声明文の作成にあたっては、会員の方々からもたくさんのご声援とご意見をいただきました。いただいた声の一部は、最終的に声明文の中に反映させました。ありがとうございました。

なお、本学会では、教育関連学会連絡協議会に加盟する約70の学協会に対して、この緊急声明への賛同を募っています。教育系の学会のみなさまがた、どうぞよろしくお願いいたします。

日本教育学会では、「学問の自由」を守るため、引き続き、この事態に対する意見表明を行っていきます。

2020年10月7日 日本教育学会事務局