日本教育学会機関誌編集委員会 論文審査要領等の制定と投稿要領の改正について

日頃より、本学会の運営にご協力をありがとうございます。

機関誌編集委員会では2024年より編集委員の増員やテンプレートの導入等の改革を進めてまいりました。すでにお伝えしましたように(https://www.jera.jp/20240229/)、2025年1月より「【提案1】締め切り回数を年4回(1月末、4月末、7月末、10月末)とし、締切・査読と刊行号を対応させる」「【提案2】投稿後の査読結果を「採択」「再審査」「不採択」の3択とする。「再審査」は通常の投稿締切や編集委員会とは別の体制で迅速に審査を行い速やかに採否を決定する。これにより現在の「再投稿」は「再審査」に変更し、「再々投稿」は廃止する。」を実施いたします。

また、上記の改革に関して2024年2月に募集したパブリックコメントの中で、「(機関誌改革に向けてのパブリックコメント募集の)提案2をみる前まで、『教育学研究』がどのような査読プロセスを経るのか私は知らなかった。」や「「査読過程に関するガイドライン」を策定・公開いただきたいです。」といったご意見が寄せられました。これを受けまして、機関誌編集委員会では、提案1,2を盛り込んだ論文審査要領を新たに制定いたしました。

そのほかにも問い合わせの多い書評・図書紹介対象書籍選定要領も公開いたします。

これらは2025年1月以降の投稿論文および寄贈図書より適用いたします。

なお、この改革に伴い、投稿要領も一部改正しました。今回は、締切月と締切時刻に大きな変更がありますので、論文投稿を予定している方はご注意ください

今回の改正点は以下の下線部です。

3.研究論文および研究ノートの投稿について
(1) 研究論文および研究ノートは、未発表のものに限る。ただし、口頭発表やその配付資料、発表要旨集、未公開の博士論文等はこの限りではない。(以下略)
3.研究論文および研究ノートの投稿について。
(1) 研究論文および研究ノートは、未発表のものに限る。ただし、口頭発表やその配付資料、発表要旨集等はこの限りではない。(以下略)
3.
(7) 投稿された論文については、「掲載決定」「条件付き掲載決定」「再審査」「不採択」で評価する。(以下略)
3.
(7) 投稿された論文については、「掲載決定」「条件付き掲載決定」「再投稿・再々投稿」「不採択」で評価する。(以下略)
5.投稿論文の締切は、1月、4月、7月、10月の月末午前9時00分とする。月末が土・日・祝日の場合は、その前日を締め切りとする。 5.投稿論文の締切は、奇数月の月末17時00分とする。月末が土・日・祝日の場合は、その前日を締め切りとする。

なお12月24日現在、上記の審査行程と締切日時の改正に伴いオンライン投稿システムを停止しております。2025年1月上旬ごろに受付を再開しますので、今しばらくお待ちください。再開しましたらメーリングリストと学会HPでお知らせいたします。

編集委員長  本田由紀
副編集委員長 辻 智子
佐藤隆之

 

関連情報

機関誌改革に向けてパブリックコメント募集(2024年2月13日~2月26日)

『教育学研究』への投稿の際に使用するテンプレート公開のお知らせ

機関誌編集委員会改革案へ寄せられたコメントの公開と今後の対応について