中国・四国地区公開シンポジウム開催のお知らせ(2025年12月6日)

中国・四国地区では、中国四国教育学会との共催で下記の公開シンポジウムを開催いたします。

中国四国教育学会第77回大会公開シンポジウム「少子化 x 学校 x D X」

【企画趣旨】
日本は今世紀これまでに直面したことのない未曾有の事態に直面している。それは、著しい人口減少と止まらない少子化現象の結果、人類が経験したことのないシュリンクする社会構造変動が極端な形で進行しつつある事態、というものである。

 中国・四国地方の多くの市町村でも、例外なくこれらの現象が進行している。今年度学会開催校の高知県では昨年度の出生数は日本で最下位の3000人余り、当日話題提供をしていただく香美市は、県立の高知工科大学本部と工学系学群を設置したが、人口減少と少子化には歯止めがかかっていない。また、同様に話題提供をしていただく、徳島県神山町は二万人以上いた人口は、現在五千人台であり、同じく危機的な状況に直面している。

 話題提供をしていただく二つの市と町は、それぞれ大胆なヴィジョンを基に独自の地域活性化に取り組んでいる。徳島県神山町は、プライベートセクターの高専を設置して、企業とタイアップした独自の学校運営及び教育運用を行い、これまでの日本では取り組みのないイノベーションを起こし、順調に学生生徒を確保し、オリジナルで革新的な教育によって多くの支持を得ている。また、香美市は独自のD X化でスマートシティ構想を実現しつつあり、一部の地区の小中学校を日本の公立学校では唯一のI B校認定を受け、探求型教育の推進によって学力の高度化も実現してきた。これらの構想と政策実施は、同様に多くの支持を得ており、来年10月末には日本教育工学協会の全国大会を行う予定である。

 このシンポジウムでは、二つの事例紹介を基に、新しい社会構造に沿ったD X化と学校の革新によって地域の直面している課題を打ち破ろうとしている実践から学ぶことによって、他地域での先進事例からも学び、また共通の理論構造を導き出すことによって、閉塞した教育構造を転換する道を探りたいと考えている。

【日時】
2025年12月6日(土)13:30-16:30

【開催場所・参加方法】
高知工科大学永国寺キャンパス 教育研究棟 A105、対面開催

【司会者】
岡谷英明(高知大学教授)、中村直人(高知工科大学教授)

【話題提供者】
松坂孝(徳島県神山高専事務局長)、上村安和(高知県香美市教育委員会統括官)

【指定討論者】
濱田久美子(高知学園大学教授)、岡崎伸二(高知市教育委員会D Xアドバイザー)

【申し込み方法】
大会申し込み方法については、中国四国教育学会HPをご覧ください。
https://cssse.hiroshima-u.ac.jp/html/symposium.html

【大会参加費】
正会員・当日会員:2,500円、学生会員・当日学生会員:1,500円
公開シンポジウムのみの参加は無料です。

【お問い合わせ先】
中国四国教育学会事務局
cssse *@* hiroshima-u.ac.jp