『教育学研究』の特集「新しい教育学の模索と挑戦」への投稿論文募集のお知らせ

日本教育学会 会員の皆様へ

『教育学研究』編集委員会では、採択率の向上と教育学の新しいあり方を模索する改革に取り組んでおりますが、その一環として、2020年に好評だった特集「新しい教育学の模索と挑戦」への投稿論文を募集中です。
また投稿に際しましては、改革のもう一つの柱である投稿者のイニシアチブを強めるため、投稿者は利益相反関係のない外部査読候補者を指名することができます。これについては投稿要領に掲載されております。
会員のみなさま方におかれましては、ぜひ、これらの改革を活用されて、本誌への投稿を積極的に検討されるよう、お願いします。

『教育学研究』編集委員長 小国喜弘

投稿要領はこちらから:
http://www.jera.jp/pdf/kyouikugaku-guidelines.pdf

『教育学研究』89-2号(2022年6月刊行予定)投稿論文募
PDFはこちらから:
http://www.jera.jp/pdf/89-2CallForPaper.pdf

 

(2021年12月24日追記)

次回1月末に論文投稿を予定している方で、非会員の方は入会方法のページをご確認の上、2022年1月25日ごろまでに入会手続きをお願いします。会員で年会費未納の方も、投稿前までのご入金をお願いいたします。


特集:新しい教育学の模索と挑戦

89-2 号でも、88-2 号と同様に、特集「新しい教育学の模索と挑戦」の投稿論文を募集する。その趣旨は 88-2号と同様で、方法や内容は問わず、また、既存の専門学会のディシプリンに完全には適合していない多少荒削りな論文であってもいいし、もちろん従来のディシプリンをしっかりとふまえた論文であってもいいが、いずれにしても、心からおもしろいと感じ、取り組むのが愉しくなる教育学の創造につながるような論文を募集する。投稿依頼は行わず、88-2号と同様、すべて一般投稿論文からの審査によって掲載を行う。
新型コロナウィルス感染拡大以後の世界と日本の教育の未来はきわめて不透明である。格差や貧困、デジタル化、学問や社会のイノベーションをめぐる論点がそこに折り重なり、重層的な問題を構成している。民主主義や人権の在り方も各国、各地域で大きな問題となっている。そうしたなかで、教育学は、これまでの在り方を自己刷新し、従来の専門分化した専門ディシプリンの垣根を越えてそれらを架橋し、大胆な現実への切り込みと、価値の創造を行っていくことが強く求められている。本特集が求める挑戦的な研究論文とは、まさにそうした状況に積極果敢に挑み、これまでの学術の体系や方向を大きく変革・転換させることを志向し、飛躍的に発展する潜在性を有する研究論文である。
今回も、会員諸氏の積極的な投稿を期待したい。

締切:2022年1月31日(月)必着
送付先:日本教育学会機関誌編集委員会
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町 2-15-2 クレアール神田 102
* 投稿にあたっては、最新の「投稿要領」を参照のうえ、封筒の表に「特集:新しい教育学の模索と挑戦」と朱書きすること。