日本教育学会近畿地区理事会主催企画(京都企画)のご案内(2024年6月8日)

※申込フォームを追加しました(3月26日)

日本教育学会近畿地区・理事会主催企画(京都企画)では、下記のプログラムを開催いたします。奮ってご参加いただけますと幸いです。

インクルーシブ教育を根本から考える―理論と実践の往還から

【企画趣旨】

日本においてもインクルーシブ教育という用語は確実に広がっている一方、2022年夏の国連勧告に対する国内の反応を見ても、いまだ議論の共通の土台ができあがっていると言い難い状況が続いている。そんな中で、昨年には国際的に評価の高い研究ハンドブックの翻訳の刊行や、NHK『かんさい熱視線』『バリバラ』で大阪府豊中市の実践が大きく取り上げられるなど、注目すべき動きがあった。そこで本企画では、『インクルーシブ教育ハンドブック』の訳者、『かんさい熱視線』『バリバラ』制作者・出演者をお呼びし、理論と実践を往還しながら「インクルーシブとは何なのか」を徹底討論する場をもうけることとした。多くの地区会員の参加をお待ちしている

【日時】 2024年6月8日(土)午後1時半~午後5時

【会場】 キャンパスプラザ京都2階第2会議室
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939
京都市営地下鉄烏丸線、近鉄京都線、JR各線「京都駅」下車。徒歩5分。
https://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access

【想定参加者数】上限38名(企画者・登壇者含む)

【プログラム(敬称略)】

・開会あいさつ(倉石一郎)

◯第1部 『インクルーシブ教育ハンドブック』(L.フロリアン編、北大路書房、2023年)をどう読み、活かすか
司会:倉石一郎
報告者:佐藤貴宣、濱元伸彦、渋谷亮、堤英俊 各報告20分程度

・総括討論 20分程度

・休憩・機材準備(午後3時10分~30分)

◯第2部 とよなかのインクルーシブ教育を〈観る〉
ナビゲータ:髙木佑透(京都大学大学院、NHK大阪放送局:「バリバラ」等) 30分

・補足や質疑応答 15分

◯第3部 総括討論 45分程度
司会:伊藤駿
第1部の議論、第2部の映像視聴をふまえ、会場を交えて自由討論

・終了後 会場付近(JR京都駅界隈)にて懇親会。

【申し込み】
以下のフォームにてお申込みください。
https://forms.gle/7D26oPAN25bm3k1DA
会場に制限がありますので定員に達し次第締め切らせていただきます。)

【問い合わせ】
京都大学大学院人間・環境学研究科人間・環境学専攻
人間・社会・思想講座 倉石 一郎 kuraishi.ichiro.2v*@*kyoto-u.ac.jp
※*@*を(半角アットマーク)に置き換えて送信してください。