東京地区

日本教育学会・東京地区・2017年度シンポジウム開催

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[テーマ]教師の今日的困難と教育実践の希望

[日時]2017年8月21日 16:00 受付開始

               16:30~19:00 シンポジウム

[場所]明治大学駿河台キャンパス「グローバルフロント、3階・4031教室

[報告1]三石初雄さん(帝京大学・教授)

      東京の教師教育の現状と課題: その展望を探る

[報告2]山田哲也さん(一橋大学・教授)福島裕敏さん(弘前大学・准教授)

      教師の「バーアウト(燃え尽き)」の経年比較と、3尺度比較

[東京地区の研究経過と、当日のシンポジウムの焦点]

テーマは「教師の今日的困難と教育実践の希望」で行いました。

前年度研究会で検討した「東京の教師教育政策の特徴」との連関を追究する研究を進めてきました。事前の研究会では、7月29日に明治大学で「報告」を行いました。東京地区の教員養成の実態・教職大学院の現状と課題、などについて継続的に検討してきました。とりわけ、東京の「独自性」、東京の教師たちの困難の重大さが議論されました。当日は「東京の教師教育の現状と課題: その展望を探る」というテーマで、近年の東京都の現職教員研修(教職大学院を含む)の実施状況に関わっての概要と教職大学院への「共通カリキュラム」提案をもとに、現状と課題について報告します。

「教師の『バーアウト(燃え尽き)』の経年比較と、3尺度比較」の報告については、昨年度は関西地方の1つの県の協力が得られ、今年度は東京のある区教育委員会の協力が得られました。関西地方県では、「教職員名簿」からの無作為抽出の質問紙調査を昨年末に行いました。都内1区では、小学校「校長会」・中学校「校長会」に2月17日と24日に行き、調査の「趣旨」「内容」「進め方」「質問紙」「回収方法」を説明したうえで、調査実施の了解を得ました。実施は、5月連休明けになりました。この調査では「燃え尽き(burnout)」質問紙を、配布・回収・集計・分析し、諸関連を解析して、特徴を捉える「尺度」を探り、「教師の今日的困難」の把握に勤め、教師の「教育実践の希望」を探ります。

これらを踏まえて、今回のシンポジウムを実施します。

その際には東京地区の日本教育学会・会員全員に案内を送り、広くこのテーマについての検討を行う予定であります。

それら全体の結果を2年度間の『研究報告書』として、10月末までには、まとめる予定であります。

(文責:久冨善之)

2017年8月7日更新