関東地区・公開シンポジウム(2019年3月2日)

シティズンシップ教育研究の可能性と課題

現代社会においてシティズンシップ教育(Citizenship Education)が注目されている。シティズンシップ教育とは、社会の構成員としての市民が備えるべき市民性を育成するために行われる教育を指す。

シティズンシップ教育に関してはこれまでも、教育思想、教育政策、カリキュラム、教科教育など、教育学の様々な領域で数多くの研究がなされてきた。本シンポジウムでは、シティズンシップ教育研究に造詣の深い3名の研究者に登壇していただき、ご自身のこれまでの研究を踏まえ、シティズンシップ教育研究の可能性と課題についてご発表いただく。

シティズンシップ教育は、教育学研究の発展にどのように寄与できるのか。参会者とともに、考えてみたい。

日時:2019年3月2日(土)14:00-16:30

場所:筑波大学文科系修士棟・8B210講義室
(茨城県つくば市天王台1-1-1、筑波大学構内の「筑波大学中央」バス停から徒歩5分)

司会:藤井穂高(筑波大学)、唐木清志(筑波大学)

登壇者:

  • 平井悠介(筑波大学)
    規範理論としての熟議民主主義とシティズンシップ教
    -フェミニズム思想の観点からの問題圏の拡張-
  • 菊地かおり(筑波大学)
    シティズンシップ教育と「国民/市民」の境界
    -政策分析からの示唆-
  • 京免徹雄(愛知教育大学)
    シティズンシップ教育研究が拓くキャリア教育学の新たな地平

参加費:無料

申込:不要